ロゴ作成に利用できるフリーフォント

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オリジナルのロゴを作成すれば、会社や団体のトレードマークとして使用できます。オリジナルのロゴを作るためにはデザインのセンスも必要になりますが、専門の知識がなくてもロゴを作れる方法もあります。誰でも簡単にロゴの作成ができるのが、フリーフォントを使用する方法で、ここではロゴ作成に使用できるおすすめのフリーフォントについて、いくつか紹介します。

かわいらしいしろうさぎのフォント

フリーフォントは誰でも自由に使用できるフォントで、使用しているパソコンにインストールすれば、ワープロやグラフィックソフトでも簡単に使用できます。フリーフォントには、個人が使用する場合に無料であるものと、商業用として使用する場合にも無料なフォントがありますが、商業用にも利用できるものならば、企業のロゴ作成にも使用できます。

フリーフォントにはさまざまなタイプのものがありますが、ロゴに使いやすいのが、見た目がかわいらしいデザインのフォントです。

ロゴデザインにも使用できるフォントの一つが「しろうさぎ」で、文字が全体的に丸みを帯びているのが大きな特徴です。女性にも親しみやすいロゴを作りたい企業や団体にも、最適なフリーフォントです。

うさぎという名前がつけられているようにかわいらしいイメージのあるフォントですが、使用できるのはひらがなに限られているために、ひらがなだけの社名の会社には特に最適です。

会社の名前は漢字が使用されていても、ロゴを作成するときにはわざとひらがなで表記して、親しみやすくすることもできます。

レトロな雰囲気があるうつくし明朝体オールド

漢字が社名に使われている企業にも使いやすいフリーフォントが、「うつくし明朝体オールド」です。通常の明朝体ならば、インストールしなくてもパソコンで使用できますが、通常の明朝体とは大きく異なるイメージを持っているのが、うつくし明朝体オールドです。

フォントにつけられている名前からもわかるように、美しさにこだわったデザインが採用されている明朝体のフォントです。名称の最後にオールドという言葉が使われているように、通常の明朝体よりも古風なイメージがあります。

独自のデザインを持っているうつくし明朝体オールドを使用すれば、ほかの企業とは一味違ったロゴを作成できます。ロゴのデザインにレトロなイメージを取り入れたい企業にも、利用しやすいフリーフォントです。明治や大正時代のような雰囲気があるので、創業してから100年以上経過しているような老舗のお店が、ロゴを作成する際にも使用できます。

縦書きできれいに見えることを重視しているフォントなので、ロゴに使用する際にも縦にならべて使えば、見栄えがさらに良くなります。

女性が書いた文字の雰囲気があるキャパニト

女性にも覚えてもらいやすいお店のロゴを作成したいときに使用できるのが、「キャパニト」です。キャパニトは女性が手書きで書いたようなスタイルが特徴のフォントで、全体的にやわらかい雰囲気があります。字の線も全体的に細めになっているので、現代的なイメージもあるフォントです。

角に丸みがつけられているのもキャパニトの文字の特徴で、丸みがあることで親しみやすいイメージになっています。ひらがなとカタカナと漢字が使用できるため、さまざまなタイプの企業や団体のロゴ作りに使用できるフォントです。

キャパニトを使用してロゴを作成することで、子供にも親しみやすいロゴを作ることも可能です。キャパニトの丸みがあるデザインは見た目にも楽しさがあるので、子供にも愛されるロゴが作れます。作りたいロゴのイメージに合わせて種類を選ぶことができるのもキャパニトの魅力で、キャパニトL教漢やキャパニトM教漢といういくつかのバージョンがあります。

キャパニトM教漢のほうが、キャパニトL教漢よりも文字が太くなっているので、より親しみやすい雰囲気になっています。

男らしいイメージのロゴが作れるフリーフォント

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個性的なイメージのロゴを作成したい場合に使用できるのが「鉄瓶ゴシック」です。通常のゴシック体のフォントよりも、線が太くなっているのが特徴のフォントで、存在感があります。線の太さだけでなく、文字のデザインも通常のゴシックとはかなり異なっていて、直線の部分にも微妙な凹凸があるので、全体的に鉄瓶のようなごつごつしたイメージがあります。

男らしさをロゴの中に出したいときにも使うことができるフォントで、男性向けの商品を販売しているお店のロゴにも使用できます。「墨東99」も、男性的なイメージのロゴを作成するときに利用できるフリーフォントです。

墨東99はゴシックをベースにしているフォントで、通常のゴシックよりも線が太めになっています。字が太い分、全体的にエネルギッシュな雰囲気があり、勢いのあるロゴを作りたいときにも使用できます。墨東99には「墨東くずれ」というバージョン違いのフォントもあり、墨東99の一部をくずしたような感じのデザインになっています。

その分、通常の墨東99にはない独特のインパクトがあるので、作るロゴのイメージによっては使いやすいフォントです。

おしゃれなイメージのロゴが作れるフォント

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おしゃれなイメージのロゴを作成したいときに使用できるのが「ニタラゴルイカ」です。名前からは文字のイメージが想像しにくいですが、洗練された都会的なイメージを持っているフォントです。文字の太さが違う複数のバージョンがありますが、細いタイプのフォントだけでなく、太いフォントにもおしゃれなイメージがあります。

スマートなイメージを重視している企業がロゴを作成するときにも、使用できるフォントです。現代的なイメージの強いロゴを作成したい場合には、「TowerGothic」も使用しやすいフォントです。カタカナ専用のフォントなので、名前がカタカナだけの企業のロゴを作るときに最適です。

文字の線が太く、全体的にがっしりとしているので、信頼感のあるロゴを作りたいときも向いています。「フロップデザインフォント」も、おしゃれなイメージのあるフォントで、ゴシック体をベースにしていますが、手書きの親しみやすさもあるフォントです。

フリーフォントを使って作成できる理想のロゴ

ロゴのデザインができない人でも、フリーフォントを使用すれば、誰でも簡単にイメージに合ったロゴが作れます。無料で使用できるフォントにはさまざまなタイプがありますが、ロゴを作る企業や団体に合わせて、自由に選べるのが魅力です。

女性が手書きで書いた文字のようなフォントがあったり、男らしさをアピールしたいロゴに使用できるフリーフォントもあったりと色々な選択肢があります。